建具打ち合わせ
現場は順調です。外壁もこまいところをみて写真をしっかりと撮影。ヤンキー座りではありませんよ!!
2階リビングですので、2階にキッチンがあるので先にキッチンを取り付けています。
狭い空間に4人はいってキッチン取り付け・・・人口密度が高いです。同時給排の換気扇をつけています。徐々に同時給排の換気扇が青森で採用されていると聞いております。
嬉しいことです。高気密の住宅は適正な換気計画をするためには、同時給排の換気扇の採用が必須ですが実際に採用しているところはほとんどなく、メーカーショールームや営業マンさんに初期の頃はよく注意しておりましたが、今や同時給排をきちんと提案できるようになってきて、10年かかって一つの道を作れたかなという感じですね。
他にもまだまだ、お施主様候補生の方々に知ってほしい情報があるのでBlog頑張っていきます。
大寺さんに作ってもらっている棚板。
建具屋さんがやると線が細くすっきりと見える家具になります。大工さんがやると分が太めですが、構造体にも一体でもたせる工夫が出来るので頑丈になります。
今回は、建具工事で棚板を隠すので、頑丈さを追求しました。
宙に浮く押し入れ。使い安い高さかをチェックしてOKをだしました。
カウンターもつけています。
現場ではヨコのニッチスペースもできていたのですごく良い感じです。
キッチンからの開放感は必見です。家中を見渡せます。
建具の納まりを打ち合わせ。モックをつくってもらいました。
確認してOKをだしました。納まりや材料を変えるときにこういうことをしてくれる業者さんは非常にありがたいです。
今回の住宅では、いくつかの納まりを変えています。
理由は・・・私達の技術の情報の流出です。
こういうことはつきもので、技術はいつかは追いつかれていきます。
でも、技術情報をもらってばかりで考えることができないチームと、日々進化をするために考えているチームとの違いはあっというまに縮まります。秋口に技術流出がわかり、前回の建物までは間に合わなかった箇所(前回も一つは納まりかえていますが・・・)を、大寺さんと話して赤字覚悟で来年度から検討しようとしていた技術を、今採用しました。
結果は、コストは同等でできたのでOKでした。じゃぁ、最初からやっていろとおもうかもしれませんが、現場を経験していくうちにこの木材とこの材料の組み合わせだと、2年ぐらい経過するとこういうふうに反るんだとかわかってきて、そこを改善していくんですね。
そんな中、巾木はこういう風にあばれていくから、こうしたらどうか?という案が夏頃から私が言い始めて、大寺さんと話し合っていたところだったんです。
そこを、今回は納まりを変えるのでどのくらい人工がかかるかわからないことを、とある技術との組み合わせで人工の削減に成功して同等のコストでいけたわけなんですよ!!
まだまだ、細かい納まりを変更しています。進化続けることが大切ですからね。成長をやめた時点でもう、おいていかれるんですよ。退化しなくても・・・