W断熱の効果
本日は、日曜日なのですが、この二日間ゆっくりと監理できなかったので、各現場の様子を見に行くことに。
佃の現場では、気密工事がまだ完全ではないものの、W]断熱の効果を実感。
構造・断熱見学会で是非体験していただきたい効果です。
外や車庫が外気温なので、暑いのですが、内部はひんやりとしていて、エアコンいらないという感じです。私には・・・
外側は、断熱と遮熱の効果のあるアキレスQ1ボードですでに次世代省エネルギー基準を満たし、樹脂サッシのクリプトンガス入りLOW-E複層ガラスで、一番熱が逃げるガラス面の断熱にも工夫をし、内側は透湿抵抗を考え、壁内結露が生じないように、グラスウールをやめ(グラスウールでも工夫をして施工したら壁内結露は生じません)、アイシネンにして、補助断熱の域を超えた、50~80ミリの間で発泡をしているので、通常の外側補助断熱、内側グラスウールの比ではない断熱効果です。
大工さんたちも、内側担当になりたいと言っているくらいですから・・・
ちなみに、W断熱は透湿係数をしっかりと計算してやらないと、室内結露の原因になります。
やみくもに、W断熱にして断熱効果を高めても、壁内結露をおこし、建物を腐らせてしまえば意味がありません。高気密・高断熱にするときに、一歩間違えば起こりうるリスクを認識し、慎重に考え、コストとバランスを考えた選択をおすすめいたします。
断熱だけにこだわった結果、住宅が腐っていくのでは意味がありません。
そして、石江の現場に向かい、給水配管が無事に終わっているのを確認。
防蝕テープもしっかりとまいているし安心安心。
でも、近所の方に声をかけられ・・・現場の責任者は誰ですか?って質問をされて・・・
私が責任者です。何かあれば、私にお電話くださいと言うと・・・
責任者ってあなた?若くて頼りない感じ、本当に大丈夫?と言われる始末・・・
一応、33才なんで、中年ですしあと7年もたてば初老になります・・・どちらかといえば、老け顔な方なんだけどな・・・髭でも生やすと格好つくのかな・・・