お施主様のために私は負けない!!

フローリングTwitterとBlogを連動させているので、久々の更新でないようにしておりますが・・・

PCを前に、画像をアップさせての更新は久々です。

埼玉の方に、車で行っておりました。
色々と指摘事項をして、現場でだいぶもめました。相当怒りました。あきれました。
監督さんの考えの甘さ、職人さんのモラルの低さは最低です。救いだったのは、工務店さんの社長が、私と気持ちも考えも一緒だったことです。
組織が大きくなると、どうしても経営者の考えが隅々まで行き渡りません。
いい社員と悪い社員の差も大きくなっていきます。そして、仕事はミスがつきもので、クレームがつきものです。
そのときに、トップがどのような判断をするのか?ということがそこの会社の存続につながると考えております。今回は、匠建築工房さんで、山崎社長でよかったと実感しました。

悲しかったのは・・・どの工務店でもありがちな問題で・・・監督さんが職人さんの言いなりになってしまうという事態・・・
いつもは、私のチェックに従う監督さん。今回は、私が職人さんのミスを発見して、指摘したことに腹を立てた職人さんが、口を返してきました。

「おまえ、施工マニュアル施工マニュアルって素人か?誰もそんなことしてねぇよ。」
「認定品である根拠をだせってか?俺がいつも使っていて、他の設計事務所に指摘されていないから認定品。いちいち、証明証だせねぇよ。」
「FRP防水の飛び火認定?トップコートで認定とっているの知らないの?素人じゃねぇの。」

それを注意できなかった、監督さんが悲しかった・・・

まぁ、青森でも今のメンバーで落ち着くまではありましたねぇ・・・そのたびに、メンバーを入れ替えて・・・今に至ります。
みんなやっているからOKってやつ。青森で、しっかりと施工をやっている企業って、2割いるのかな?って思うけど・・・埼玉も一緒のようで・・・

というか、モルタルとFRP防水では本当によくあることで、予想はしていたのですが・・・予想通りの結果でした。

間違いは誰にでもあるので、ミスするのは当然です。意図的に手抜きをしようとしないかぎり、うっかりミスします。
そのミスを発見して、手直しされるのが監理業務です。
ミスを指摘されたら直せばいいだけなんだけど・・・一つの工程でも間違えば認定とれないんだから、やり直すのが嫌なのわかるけど・・・口返さないで謝ってやりなおせば、いいのですがね・・・

結局、その職人さんは山崎社長によって首にされました。

現場の防水はピコイさんがやることになり、一安心です。

階段左官屋さん以外は問題がないので、現場もきれいに順調に進んでおります。
階段を作ったり、フローリングはったり。

軒天

軒天はる準備したり。

青森のうちの現場でも、あることで、結構もめます。
建材屋さんやメーカーの施工部隊とよくもめます。そして、嫌われます。それでも、我を張ると取引停止をすると脅されます。
でも、圧力に屈したことは一度たりともありません。取引してもらえなくなったことは何度かあります。
でも、お施主様のことを考えると私が最後の防波堤にならないと、誰がお施主様を守るのですか?
利益があればいいのではなく、正しい施工をして適正な利益がでないといけない。
そして、楽で安くあがる手抜きをみんながやっているから、それでいいではよくありません。

逆に、私の指摘で変わったことも多々あります。カタログに注意事項が記載され古いのが回収されたこともありますし、商品が販売中止になり、改良されたことあります。
銀行、保険等々も仕組みを変えるきっかけになったことは多々あります。
でも、責任者がでてきて、私の意見に賛同して、仕組みが変わる直前まで、担当者は私をクレーマーと言います・・・
仕組みが変わったりしたことで、お施主様や、仲間たちが喜ぶ顔も見ています。
私が悪役であったとしても、お施主様を守るためには全力を尽くします。

すべては、お施主様と、未来の建築士のために!!

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