始まりの家
稲見建築設計事務所は父から私が継いだ事務所です。父とは路線がまったく違う別会社にしていますが・・・
そんな、稲見建築設計事務所。私が脱下請け、脱確認代行をかかげて自分でお客様捜しを行い、父と喧嘩してもこの路線でいくと踏み切って、「光の住まい」のお客様と出会い、私の最初のお客様として住宅設計をやらせていただけたわけです。そして、そんな父にも最初のお客様だっているわけです。つまり、稲見建築設計事務所の最初のお客様ということになります。
そのお客様は既に他界されて息子さんの代になっています。その息子さんが家を建て替えると当事務所に設計依頼をしてくれました。
これも、まさに嬉しい限り!!ありがたいわけです。
父の最初に設計した家を、息子の私が解体してしまうわけですが笑
ということで、解体して工事の始まりです。
私の事務所の近くで、この辺はよく遊んだので・・・砕石パイルが地盤改良にぴったりと感じているので地盤改良は砕石パイルで。
基本的な仕様は、私の自宅に似ています。
鉄筋検査も無事に合格。が・・・こちらも公図しかなく・・・
父の図面もあてにならず・・・だって、きれいな長方形の敷地になっている・・・そんなわけないのに・・・
案の定配置が・・・
基礎ができたので、確認して貰うときに敷地の形状が違うので、計画変更あると思いますよとお話しすると・・・
施主のお母様が出てきて・・・この水路もうちのものですと話してきた・・・
ああ・・・昔の人あるあるパターンです。
水路などの官地にもしっかりと持ち主がいるんです。ひどいケースは敷地の真ん中に官地があり家が建てられないケースもあります。
水路の件をお話しして納得してもらいました。
でもって、敷地の計測しなおしをしました。雪が解けてない状況ではけいそくできなかったので・・・
そして、建て方。こちらも青森県産材を採用です。
外張り断熱ぷらす充填断熱でこちらはZEHになります。
硝子はトリプル硝子。
さて、予想通り敷地形状違うと中間検査で天空率やりなおしになりました。
さて、これからは再計算して仕上げにうつっていきます。