出来ないことは出来ないと断ることも、お客様に対しての誠意かと一人思って行動をとっておりますが、それがお客様にどう思われているのかはわかりませんが・・・

あちこちで、聞いたりみかけたり私も巻き込まれたりしているのですが・・・
変更したらいけない構造上大切なもの、ぬいたりしちゃいけない、防火上大切な材料、ルールーを守らないと効果が出ない設備機器、違反じゃないけどぬくことによって、かかってくるランニングコストとメンテナンスコスト・・・
説明してできるかできないかを伝えないとやってはいけない変更をしちゃうケースって多いみたいです。

安くていいものなんてないと思います。
安くする工夫はあるとは思いますが、それがランニングやメンテナンスを考えてのトータルコストでどうなるのか？
住宅ローン支払う前に家が大幅リフォームとか、建て替えになるって悲しくないですか？？？
先進国一寿命が短い日本の住宅・・・

もう少し、消費者の皆様も価格だけでなく、中身やきちんと法に従って、監理者が監理しているのかを考える時代じゃないかなと・・・
最近、仲のよい建築士さんと話している話題をブログに述べてみました。
設計事務所に頼めば設計監理料とられて高いと言ってくる業者さんに疑問をもってほしい・・・
設計監理は法でさだめられているやらなくてはいけないことです。
設計施工一括のところだって、どこかで設計監理料はまかなっていないと営業マンや現場監督の経費はどこからでてくるのでしょうか？
諸経費だったり工事のどこかで調整してますよね？それが悪いわけではなく当たり前のことですよね？
私達は工事をやらないので、諸経費もなければ、工事金額にうわのせできないので、設計監理料として明確に金額が出てくるだけなので・・・

強気と思われるかもしれませんが・・・
設計監理料は名目がちがえど、どこでもでてくる経費です。

というわけで、明日から東京の住宅の検査にいってきます。
違反がないのかをチェックしてほしいと遠くからの依頼。
こういう依頼は、私を頼ってくれてうれしい反面、設計監理をしていない設計施工一括の悪しき習慣でのトラブルなので、悲しくもあります。
結局設計事務所に設計監理を依頼していたら私をよばなくてもすんだはなしなので・・