姉歯事件以来、関東の方では流行っているらしい・・・

簡単に言うと第三機関の検査ですね。
マンション購入などで流行っているようです。
内覧会とか、展示会に同行していってそこの会社の仕様や施工技術を調査をするケースや、現場の作業状況に応じて検査しに行くケースがあるようです。

マンションや住宅購入前の相談が約１時間の相談で１万円前後、設計図書や見積書のチェックが３万から１０万、施工検査は１回につき５から６万円が相場らしいです。（交通費別途）

マンションの場合はすごく効果がありそうな感じですが、戸建て住宅の場合はどうなのでしょうか？？？
戸建て住宅の検査は約10回で50～60万円が相場とのことで、そこまでの金額を調査料だけで払うのであれば、設計監理料金を支払った方が得な感じがする私・・・
建築条件付きでどうしてもそこの土地でないと嫌だとか、色々なしがらみで施工業者が決定済みで、どうしても設計事務所と契約できないとかそういう要素があるのであればわからなくもないのですが・・・

なぜ、戸建てでそこまでするのであれば設計施工が同一の業者さんに家を依頼するのかが疑問で・・・
そして、そういうニーズがでているのに、日本では設計施工の同一会社でできる一括請負の制度が廃止されないのか・・・
先進国で設計・施工の分離をしていないのは日本だけですからね・・・

でもって、なんでそんな話になるかって？東京から調査依頼がきているので・・・
確かに今回のケースは別途私に調査依頼する理由は納得の話ですけどね、色々なケースがありますので・・・

青森でも依頼があればこういう業務ももちろんやりますので、お気軽にご相談ください。
ただ、調査はあらをさがしたり私のエゴを相手の業者さんにおしつけることではなく、施主様と施工業者さんの契約内容を確認の上、建築基準法、建築士法の違反がないか、契約書、設計図書との違いがないか？を調べることで私が何工法がいいとか、このメーカーがいい、このデザインがいいとかいうことではありませんので・・・