うちの事務所、今流行の光ファイバーの導入を決定。
でもって、今日はその工事の打ち合わせをＮＴＴとすることに。
打ち合わせ中に、「？？？この工事ってこれで終わったらまずくない？？？」って疑問がでてきて、質問を！！
すると、打ち合わせ担当者が、「はじめて言われた質問です。勉強不足で申し訳ありませんがお答えすることができません」と言われた。
さて、疑問に思った内容は・・・
光ファイバーを通す際に、状況によって壁に穴を開けて配線をするのですが、配線終了後の外壁の防水工事は行うのですが、気密・断熱の欠損箇所の補修が行われていないのです。

古い家で、気密断熱が乏しい場所もあるのですが、今流行の高気密・高断熱の住宅だと場合によっては大問題に！！
とある、有名な住宅メーカーは自社の仕様を施主様がその会社ぬきで、変えた場合は保証を取り消すというところもあり、エアコン工事を家電屋さんにやってもらい外壁を傷つけて保証がなくなったというケースも耳にします。
そういうことがないように、光ファイバーの工事のあとも、気密と断熱の欠損箇所も補修するべきだと私は思いました。

そこで、ＮＴＴ青森店に書類を提出しに出向いたついでに、ウレタンフォームのスプレー缶を使い、穴をあけた場所に吹き付け気密・断熱欠損箇所の補修をすることを提案。
直径20mm以下の穴らしいので、手間も材料代もそんなにかからないので後から不備でクレームくるよりはいいのではないかと思いまして・・・
そんな出過ぎた提案をＮＴＴはすぐに責任者をよび、工事マニュアルをもってきて私と打ち合わせ。
夕方には、し防水工事だけでなく、気密断熱工事もすることを決定し提案が採用されました。
なんか、採用されたってすごい嬉しいですね。
ＮＴＴもさすがです、提案されたことが必要だと思ってからの対応の早さ。
感動でした。

すこしでも、よい住環境づくりに相手のあげあしとりけなすのではなく、こういった形での知識の共有ってありかなと思った出来事でした。