街の終わりと街の始まりと
4月になると今度は福島県に出張です。郡山でおりて、バスで乗り継いで・・・
いわき市へ・・・常磐線は未だに全線開通していないので・・・バスの乗り継ぎやレンタカーを駆使しないと目的地につけません・・・
建築士会東北ブロック大会の地域実践活動発表会のためです。
これにて、青森県は東北ブロック代表を勝ち取るわけです。
そして、常磐ハワイことハワイアンズの皆様が宴を盛り上げ、いわきは復興しているかなと思ってしまいます・・・
次の日の視察・・・街並みは消滅したままです・・・
灯台からの風景・・・
街並みが跡形もなくなくなっています・・・しかし、復旧作業は始まっています。
そのあと、市場にも行きましたが・・・漁ができないので・・・市場には他県の魚が・・・漁港があるのに・・・水揚げされないので・・・
街は少しずつですが復興し街の始まりが見えてきていますが・・・まだ、街の終わりの風景は残ったままです・・・
そんな状況で6月に福島に再び行きます。
南相馬市に用事がありますが・・・福島市からレンタカーをつかわないと、着かないと言うことで福島市に到着。
福島市は震災の影響がすくないため、今までみた福島の街では一番賑わっているように感じます。
そんな中、福島市で二階でやるきなーく営業している良い感じの店発見。
こんな感じで・・・青森のとある店と名前が似ていてカウンターも似ています。
ふた夜の月さんです。
ほぼ常連で埋まっているらしく、女性3人でやっています。
常連さんは気さくな方ばかりで、私に話しかけては地酒をおごってくれます。飲め飲めと・・・良い店です。
店員さんも、よく二階まではいってきましたよね。
わざと入りにくく作っているんですよ。とのこと・・・偶然一人で入り、運良く席が空いていたのはラッキーらしいです。このあと、かなり断られています。
おごられたお酒でインパクトがあるものを・・・
福島市の夜は楽しくふけていきました・・・
そして、福島市から南相馬市に行ったのは・・・来賓として福島県建築士会青年委員会の青年の集いによばれたからで、地域実践活動の発表をききました。
そして、再びレンタカーで帰るときに、ナビが引いた道が通行止めになり・・・まよいまくると・・・
除染地域に入ってしまいました。
こういう風景があちこちに・・・人はまだ戻れません・・・
やはり、原発はなくするべきなんです・・・街の終わりの光景は今もまだ残っています・・・