ガイナ再び
昨年度お部屋の一部をガイナでリフォームした岩木の現場から電話・・・
なんか、塗装屋さんが壁やばいから塗り直せって営業かけられたけど・・・
なんか、高いんだけど・・・って・・・まぁ、よくある悪徳商法ですね。でもって、軒天も色落ちしているから塗り直そうかなって相談をうけまして・・・
どうせ塗り直すなら、これ以上お金がかからないようにセラミック塗料のガイナ塗って、塗り替えをこれで最後にして、ついでに光熱費も下げませんか?って話で再びガイナを塗ることになりました。
そして、現場に行くと・・鳥の巣が・・・
まずは、鳥の巣の駆除をして・・・
の貴殿の穴を埋めて・・・
高圧洗浄で綺麗にしています。この作業をしないところも安い業者や悪徳業者はあります。
高圧洗浄では、塗料を密着させるために、下地に付着している油やさび、塵埃、粉化した塗料、旧塗膜などを完全に除去するべく塗装する表面を洗浄します。悪徳業者や手抜きの安い業者はそれを怠ろうとするので要注意。屋根や壁、鉄部などの清掃は外壁や屋根塗り替えの前にはかならず必要な工程です。この処理を抜いたり、丁寧にやらないと、後の塗膜剥がれの原因になります。
ちなみに、塗装の種類と耐用年数と目安の金額です。
アクリル系塗料 が耐用年数が5~8年 ㎡あたり1,000~1,200円です。ヒビ割れしやすいし耐用年数がひくいので、おすすめではありません。
ウレタン系塗料 耐用年数8~10年 ㎡あたり1,800~1,200円です。紫外線に強く水はじきもよく長持ちしますが、防汚性に劣ります。
シリコン系塗料 耐用年数10~15年 ㎡あたり 2,500~3,500円です。 紫外線や汚れに強く防汚性も高い現在の主流です。価格と耐用年数のバランスがいいです。
フッ素系塗料 耐用年数12~20年 ㎡あたり 3,500~4,500円です。 耐久性に優れているのですが金額が高めです。ただ、耐用年数で割るとシリコンより安くなります。
特殊塗料 耐用年数15~20年 ㎡あたり5,000~5,500円 汚れが非常に付きにくい光触媒であったり、ガイナのような断熱、遮熱塗料であったりと様々な効果があり、耐用年数も非常に長いものが多いです。
今回は、退職された方で住宅も古いもののあと20年から30年外壁がもてばよいという考えです。外壁ってたいがい150㎡から200㎡くらいが多いのですが・・・
アクリルとガイナの差額は㎡4000円くらいです。80万円くらい差が出ます。
ガイナとアクリルで多様年数の差が3倍くらいなので15年でガイナは1回、アクリルは3回塗り替えるので、足場で2回分の差額が出て、塗りも2回分追加になると・・・
足場の相場を20万として、40万円足場代が追加になり、200㎡で仮定すると200㎡×1000円×2回なので40万になるので・・・
実は、差額的には一緒でも他に高圧洗浄とかも増えるので、ガイナのほうが10万以上安くなって光熱費も減ることになるんですね。
今の相場のシリコンだとして、50万の差額ですが・・・
足場をもう一回かけて、シリコンをもう一回塗る可能性がたかいので・・・やはりガイナの方が有利になるのです。
さらに、光熱費が減る・・・
ということで、今回はガイナを採用することになりました。
実際は、もう少し塗料の金額は安いとは思います・・・設計価格でのお話しなので・・・足場なども。