まだまだ仕事は納めません。
コルクタイルを貼りました。いつもよりも、色も明るめ模様もあらめのものを選びました。
ちょっと風合いが違って楽しい感じです。
キッチンも取り付けしています。
カップボードの上はちょっと造作します。
タイルを割り付けするために、棚の位置や長さは若干寸法がそろっていません。
タイルを優先しないとこの手のおさまりは綺麗に見えないと個人的には思っています。
そして、クロスの糊が現場に届きました。
現場で作る糊です。当事務所ではなるべくこの糊を使って貰っています。
少しでも輸送の二酸化炭素を減らしたいということと、少しでも天然糊の要素を取り入れたいということを考慮しています。なかなか扱いにくい商品です。正直・・・
そして・・・クロスをはるための準備です。石膏ボードのジョイントや出隅部分に、寒冷紗というテープを貼ります。
ローコスト系はこの寒冷紗なるものを抜くところもありませんが・・・言語道断。天井を抜くところが多いですが・・・
この寒冷紗テープは、クロスや塗装、左官仕上げの壁のひび割れ防止をする役割があります。
次に下塗りです。石膏ボードのジョイントを平滑にして、ビスの穴を埋める処理です。
へこんでいる部分にパテを埋め込むイメージなのでヘラも幅が狭いヘラで処理するのが望ましいわけです。コストを抑えたところは、このビス頭の処理を怠るところが増えてきて、一年もたたないうちにビス穴がクロスに浮いてくるとか、防錆表面処理しないビスをつかっていると錆がクロスに浮いてきます。
これは、中塗りです。省略されがちな行程です。石膏ボードの不陸などを平滑にする作業です。この作業を怠るとクロスの出来具合が変わってきます。
ジョイント部分などは5cm程度広くパテを塗ります。中くらいの幅のヘラを使うのはそのためです。
仕上パテです。
薄く広くパテ処理します。ジョイント部分、ビス穴部分、不陸部分で中塗りまで終わったところをさらに5cmほど広げてパテ処理するので、一番広いヘラで処理します。
このパテは、石膏メインで目が細かいパテでクロスの定着をよくするための処理です。薄手のクロスはこの上塗りパテで面を作る微調整をすることもあります。
2階はこうして、クロスを貼る準備が出来ました。