中間検査合格
筋カイに欠き込みは禁じられています・・・
木材などのでたまにこういう部材が混ざっています。正直、プレカットする時や木材を納品するとき、筋カイを入れるときにチェックをして欲しい。
本当にこういうのそのまま使われるケースが多くて腹が立ちます。プロなら検品して欲しい。
ということで、私は容赦なくこういう部材ははじき、やり直しをさせます。
一度、弘前のプレカット業者さんに頭おかしいと言われたことがありましたが・・・私の中ではお客様の財産を守るために当たり前のことです。
柱も指定の場所は寸法が大丈夫かチェックです。
構造計算でこの断面が必用となるわけなので、見てわかるように胴縁がきとかしないで、しっかりと野縁をぶつけて書き込みなしで施工させます。
胴縁がきを四方向やったらどうなるのか・・・断面欠損だらけで怖いことになります。
こういうの気をつけているところは少ないです。
ダイライトの釘のピッチなども細かくチェック。
検査の途中でも足りないところは指摘します。検査員が、ちぇんとやっているほうだから大丈夫ですよと職人さんにフォローする時もあるほどで・・・
今回もそんな感じです。そして、断熱材貼る前に気密パッキンの処理です。
こうすることで、木材の痩せで気密が壊れることを防ぎます。
全て県産材でいきたいところですが・・・こういう風に、強度指定すると集成材でないとだめな時もあり、はやく県産材の集成材などもできないかなって思います。
サッシはもちろんトリプルサッシ。サッシの性能だけでなく、しっかりとパッキン材もかませて気密層の維持をしないとせっかくの高性能サッシも性能が発揮できません。
地味な一手間が最後の決め手になります。
外気に接する床を施工中です。
通常より断熱材を厚くしていてもなかなかこの床材の冷気はなくせません。
やはり、正直寒くないですが外気に接する床だなとわかります・・・
外張断熱部分を施行しています。透明なテープで施工ミスがわかりやすいようにしております。大工さん達は緊張しております。
ダブル断熱なので、内側では吹付のための準備をしています。
今回もアイシネンを採用。
もちろん高気密住宅なので同時給排を採用。こちらをさいようしないと、冷気が走るショートサーキットがおきたり、玄関に不具合がでてきます。
アイシネンで排気側も断熱しないとオオデラさんの実力だと排気側も今や結露するくらい高気密化が進んでいます。
遮音シートを巻いたり、鞘管を使ったりと隠れる配管にもこだわりをもっています。
静音、メンテナンスどれをとっても申し分なし。
そして、ダクトスペースをもうけることで躯体をいじめないでメンテナンスしやすくしております。
中間検査は無事に合格していよいよ、折り返しになりました。