砕石パイル

満を持して?登場です。
地産地消とエコの家シリーズを2030年基準にまで高めた、ネットゼロエネルギーハウスです。HEMS対応、太陽光発電をのせて、ヒートポンプによる輻射式冷暖房を採用。もちろん県産材と国産材しかつかっていません。トリプルサッシに、ダブル断熱ですね。
ダブル断熱もウレタンなどにグラスウールという感じで、透質抵抗を無視して壁内結露になるというようなことをしなうようにしてます。最近、間違っている施工方法でのダブル断熱が増えてきているので要注意。
せっかくの補強断熱で建物がいたむなんてこともありますからね・・・
この住宅、新しいことへの挑戦という意味では、あまりないかもしれません・・・花園の住宅がお客様の協力でこの住宅のチャレンジを先にやってしまいましたし・・・この住宅と花園の住宅は着工こそ大幅に遅れましたが・・・2012年からの計画だったので・・・

2014年の新しい技術は、中泊の住宅で一つお目見えします・・・

ただ、この住宅はHEMS対応ですが特定のメーカーに頼らない組み方をしていますので極端にコストアップにはなっていないことが新しい挑戦の一つ。
そして・・・これもなかなか地盤が良いお客様が多く実現しなかっただけなのですけど・・・
新しい液化現象に強いパイルを採用しています。環境にも優しい。

砂利

 

ということで、砂利です。いわゆる砕石です・・・

砂利つみこんだ

砕石つみこんトラックです。
砕石でなにをするのかって???

砂利とります

重機で砕石を取って・・・

ボーリング?

穴を掘って・・・

砂利注入

その穴めがけて砕石をいれて転圧するだけです。

これが砕石パイル

でもって、完成したのが・・・砕石パイル。天然の砕石を使うから環境にもやさしく解体の時にパイルをぬくなってこといりません。
佃のこの土地は地盤が悪く写真のように水がどんどんでてきます。
こういう環境ですとRCパイルですと深く深く奥底にある支持層までパイルを到達させないといけませんがこちらはそうではありません。

イメージ的に置換工法とパイル工法のあいのこのようなイメージ。

しかも、液化現象に強い。ガイアの夜明けなどでも紹介されていて東日本大震災のときにこちらの工法を採用した住宅は、液化による被害がなかったと言われています。

そんな新しいパイルを今回採用してみました。

もう一個新しい挑戦をしますが・・・それはまだ内緒です。