珍しく鞘管やっていません。

配管

こちらの建物珍しく、鞘管ヘッダー方式を採用していません。
土間が多い住宅で、天井も表しなので土間の中に配管を埋めました。天井から落とし込むこともできたのですが、お客様と住まい方を考慮して不要とすることにしました。

こちらの建物は、終の棲家です。色々と条件面があり今の建築材料では難しいところもありお客様にも我慢していただいたところもあります。
プランも一年以上前から決定していましたが、どこを妥協するのか?老後の生活費でどのようなライフスタイルを送るのかを話し、着工まで一年かけました・・・
お客様が亡くなったときに、この建物をどうするのか?ということも話し合いました・・・

その結果でたのは建物の寿命は30年から40年。その間限りなくメンテナンスを少ない状態にして、ランニングコストも限りなく減らすという話し合いになりました。
結果、土間に埋め込む配管材の寿命を考慮して鞘管ヘッダー方式の採用を今回はやめました。
なるべく、解体の時に費用がかからないように心がけて材料を選定しています。

タームガード

リスクは減らすためにタームガードは採用しています。
白蟻の被害は受けたら大変です。タームガードなら、5年に1回薬剤を注入すれば維持管理はしやすいです。

埋め戻し

埋め戻しをしています。明日はいよいよ土間コン打設です。

これで基礎が終了です。
木工事がこれからはじまります。