激務でも・・・

FRPあまりにもの激務っぷりにそうとう放置をしてしまったBlog私は生きていますが・・・寝ていません・・・
今年はすごい仕事量です。でも、手を抜けないので・・・激務になっています。頑張ります。FRP防水も終わりいよいよ外回りは外壁を残すばかりです。

断熱材そして・・リアル省令準耐火の細かい納まり写真はまだまだ続きます。大寺さんもうっかり閉じてしまったのでやり直しさせられたところです。
慣れないって難しいですね。工務店や設計事務所によってはここまでやらなくても省令準耐火とよぶとか言っているか違いますが・・・ノーです。
きちんとどのようにしないといけないかが書いてあります。

なので、これ以上でもこれ以下でもありません。天井にグラスウールを敷き詰めようが、強化石膏ボードを貼ろうが・・・貫通部の処理を間違うとアウトです。

断熱材そして、同時給排の換気ダクトは排気の方にも貫通処理をかねてグラスウールに。
今回はパナソニックさんのキッチンなのですが、メーカーのカタログにも高気密高断熱の換気は、同時給排を使ってくださいって書いているのですけど・・・
私の設計図書には同時給排で記載、現場にパナソニックさんからいただいた承認図にも同時給排で承認図が配られているのですが・・・勝手にスタッフに仕様を変えられて発注確認のときに発見。

何で変えたのかと質問をしたら、コストを抑えるためとほとんどの工務店が、同時給排でないからシロッコファンに変えましたと回答。
私は大激怒です。勝手に仕様を変えることもよくないことなのですが・・・自社で高気密高断熱は同時給排って推奨しておきながら基本的には同時給排を提案しないとのことで・・・

安くして売れたら、お客様の住環境なんてどうでもいいというスタンスが頭にきました。
大企業だから、守らなくてはいけないコンプライアンスってあるのではないでしょうか?しかも、ユニットバス施工の時はヘルメットをかぶらない職人くるはで・・・怒る私がうるさいのか・・・大手なのに青森だとこのありさま・・・多くの工務店には言われないなんて、数多くこなしているところが全てとか、多数決の原理で違反でも割合多い方が正しいなんて理論はおかしいです。

飲酒運転もみんながやれば犯罪でなくなるということでしょうか?一流企業の考えとは思えませんでした。

耐火粘土そして、配線は耐火粘土処理。
石膏ボードは桁まで・・・石膏ボードの桁までは外周部だと省令準耐火構造でなく、防火構造でも必須なのですがやられていない場所が多いです。
また、石膏ボードをコスト削減のために12.5mmでなく9.5mmの厚さの物を使っているところもありますが、認定によっては防火認定になりませんので、お客様は石膏ボード一つとっても注意しておかないと大変です。

だって・・・石膏ボード 9.5mmは準不燃材で、10分間燃焼しない材料。 12.5mmは不燃材で2倍の20分間燃焼しない材料。たかだた3mmにはこんな差があるんですね。ぱっとみわからなくてもわかると心配ですね。

壁に9.5使うとかってめったにないんですけど・・・住宅でたまにあったんです。質問したらいつもこれだといいはった工務店。
なので、全ての建物が防火構造違反。私が監理したときはやり直しさせました。おかげさまで、性格が悪くて肌があわないと工務店の社長にすごくののしられましたが・・・お客様のためには私は譲らないときは譲りません。