鉄鉄紙
鉄工房アールに鉄骨階段のチェックに行きました。
作っている最中で、曲がりのチェックをしています。こんなに最初は曲がっていますよ。
のぶが一生懸命、曲がりを直しています。
地道な作業です。
少しは曲がりが治りました。これをまっすぐになるまで地道に繰り返します。
私はこの状況を見て鉄工房をさりました。あとは、階段取り付けです。
外では、山田板金さんがガルバリウムを貼っています。
白い遮熱機能がついた外壁材です。
地道な作業ですが、こうやって頑張っています。
後一歩のところで、天候が悪くなって作業効率がおちて・・・三月なのに・・・残念・・・
その頃中では・・・クロス工事の打ち合わせ。
お客様のご事情で少し早めの打ち合わせなので、2階だけでも先にイメージしやすいように石膏ボードをはっております。
大判サンプル、塗装サンプルを組み合わせて2時間を超える打ち合わせに・・・
クロスなので微妙な色の変化をさせることができないのでどうしてもお客様に妥協を強いるところはございましたが、無事に打ち合わせ終了です。
さらに、ブラインドなどの装飾品の打ち合わせをサンプルとi padで。今はアプリでこういう風なことが出来るので、窓にあわせてだいたいのイメージを見せられます。
これとカタログを見比べて無事に打ち合わせは完了です。画期的なシステムです。
タイルも大判サンプルで打ち合わせです。
微妙な色の違いを検討していただき無事に決定。
正直、決める物が多すぎる当事務所の設計スタイルですが、お客様には迷う楽しみがあるということで一緒に作っている感じがすると喜ばれます。
最後に・・・桁上まで貼っている石膏ボード、これはもはや常識なのですが・・・まだまだ青森県の工務店さんはやっているところは少ないです。防火構造違反になるので要注意。
場合によっては、火災保険がおりませんよ!!
本日は、パナソニックショールームで打ち合わせ。
担当の女性スタッフより、稲見さんのところはずっと昔から、キッチンの換気扇が同時給排でしたよね、最近は同時給排の換気扇の指定がぐっと増えていますよ。さすがですね。と褒められましたが・・・
高気密高断熱でしっかりとした換気計画をおこなっているとしたら・・・同時給排を使わないと、気密のバランスがくずれて適正な換気計画ができなくなり、玄関ドアもあきにくくなります。
なので、流行で採用するのではなく高気密高断熱の家を作ったなら同時給排を採用しないとおかしいわけです。
こういうことを書くと、あいつは業界に喧嘩を売っていると揶揄されているようですが・・・きちんとしたプロが家を設計して監理して、施工しないといけないと私は思っています。医師が麻酔をうつときに全身麻酔でないといけない手術を部分麻酔にしたらどうしますか?
家も一緒でないですかね?そもそも、免許ない人間が設計することがおかしいです。腕が良いからって無免許で車乗れますか?普通免許ないとだめですよね?カリスマ美容師は最終的にどうなりましたか?建築業界も一緒だと思いますよ。
だから、プロとして正しい選択にお客様を導くのも私の仕事です。コストが高くなると言われますが・・・コストが安くなっているのではなく手を抜かれているだけなのです・・・
なので、桁上の石膏ボードや同時給排など目に見えにくくコストが高くなりがちなところは、Blogなどで情報提供して理解を求めていきます。
近々、すまいのエコロジー展として講習会を開きます。4月か5月を予定しておりますので、皆様よろしく御願いいたします。