設備工事
外は断熱材をはり、通気胴縁を施工しています。
この工事が終わると水切りをつけて、外壁工事になります。この外の工事に大工さん達が集中している頃・・・中は、設備工事系の職人さん達で賑わっています。
ヘッダー配管システムのウポノール。非常に性能がいい架橋ポリを使っています。日本では生産されていない品質の架橋ポリのためにディンプレックス社から購入してもらっています。ちょっと割高ではあるのですが、配管などは一度隠れてしまうとなかなかメンテナンスできないものちょっとのコストの違いは出していただけたらと思います。
そして、この配管・・・冬の寒いときは硬くなって施工がしにくいわけです・・・職人さんたちも頑張っております。
こちらは・・・各配管が集中しておりますが・・・
赤いのが暖房配管です。同じく国産では入手不可能な品質の架橋ポリを使っています。灰色が冷房配管で、同じく国産では入手不可能な架橋ポリを使っています。
輸送マイレージはかかるのですが、日本法人がある会社のものだけを選定しているので、輸送コストは最小限に抑えております。
黒い太い配管は排水管です。こちらは、遮音シートをまいて音を静かにしています。
エコ展でも赤平設備さんが実験ブースを設けて皆様にお聞かせしているかと思いますが、すごい効果です。
白い物は換気のダクトです。こちらは、外気に接しない部分なので非断熱ダクトで施工。
外気に接する部分と、その近辺1Mは断熱ダクトにしています。近辺1Mを断熱ダクトにしない例が非常に多いので要注意です。
配線も梁などに貫通せずにきちんと配線しています。
この今の状況を作るのには、職人さんとの非常に長い戦いがありました・・・
そして・・・今回も会議によって色々な新しいことにチャレンジしております。珍しく新しいことにチャレンジ派のオオデラさんがしぶった挑戦もあります。我々は、時には喧嘩をし、意見を言い合いながら歩をとめないで日々成長するように努力しています。
ついてこれなくなったら手を引っ張りますが、それをはねのけた方はチェンジをするくらいのシビアな集団になっています。
私が嫌だといって抜けた方が、他の現場ではいきいきと楽しく、ヘルメットをしないで施工していたり、工期を守らないで施工をしていたり、やりやすい適当な方法で施工したりなど色々な話が聞こえてくるときがあります。
そういうときに、オオデラさんたちと話しています。そういう会社とチームくまなくてよかったねと断られてこちらはラッキーだと。
2004年に私がかかげた現場のルールは、今やローコストメーカーでも標準化しているルール。今は、私たちはより上のルールで頑張っています。時間がたつと今我々がかかげているルールだって標準化されてしまいます・・・なので、日々成長しないとリーディングカンパニーではいられません。
逆に、ローコストメーカーでも標準化されているメット問題や養生問題ができない会社と組むと、現場で事故起きたときのどうなるの?現場が傷ついたときにどうなると?考えると、責任をとる立場の私やオオデラさんは怖くて怖くて仕方がありません。
と・・・話がそれましたが・・・