ちょっと間が空きました
ちょっとお盆休みなどで現場が空いたので、更新も間が空きました。
その間、私はデスクワークをして見積もりとにらめっこしたり、プラン悩んだりしていました。
貼ったら意外と良い感じな赤いガルバリウム。
田んぼの中にぽつんとあるので目立ちます。
造作もちゃくちゃくと、細かい納まりがあるので図面があっても現場で呼ばれて打ち合わせをします。
大工さん達は図面を見て、考えて自分なりに納まりを想像しておかしいと思ったことを確認します。オオデラ工務店さんの職人さんは勝手に、だろうだろうで判断しません。
必ず、電話で聞いたり現地に呼んだりで納まりを確認してきます。
長い間お付き合いをしていると、どこの現場のどこの納まりでですむのでクオリティはあがってきます。
最初に組む工務店さんとはそうはいきませんが、そこはぶつかりあって成長していくのですが、そのぶつかり合いを逃げてしまう工務店さんや業者さんとはうまくいきません。
お客様が一生に一回建てることが多い家造り。
お客様の夢や想いがたくさんつまっているので、それに応えるべく日々技術も向上を目指して勉強しないといけません。
私も、日々の忙しさで勉強が思うようにはかどらないのですが、頑張っています。
コストを抑えるときに当事務所で多用するOSB。
これも、私とオオデラさんとで話し合い今回から納まりをかえています。
色々と、今までの過程で納まり条工夫したかったことがあり、それを実行してみました。
納まりを一番変えたのはこの出隅。
オオデラさんが、厚さを決めるのにティッシュペーパー1枚くらいの薄さでかんながけして決定した部材です。
こういう良い物を作りたいという想いが嬉しいです。
自分たちで考えることは非常に大切です。
考えないで雑誌や他社の真似をしていたとして、技術や知識の理屈付けがないと同じ建物が建つわけでないのどこかで支障をきたします。
オオデラさんのように考える職人さんと組まないと、私の設計が成長しても表現してくれる人がいないので、設計と施工は表裏一体です。
チームワークが必要です。
今回は、1階の建具の納まりも大幅にかえました。
この現場は、去年以前の反省をいかし新しい技術を実際に表現してみた住宅です。
見所が地味な感じがしますが、いつもと雰囲気が完成見学会のときにあれれ???違うなって思ってもらえたら、我々としては嬉しいことです。