はじめの一歩
建築士法の改正で、重要事項の説明が義務づけられました。
この法律が、名義貸し対策になったり、設計施工のいい加減さの対策になることを強く願っています。
重要事項の説明の際に、どのような業務をどのようにして、金額がいくらかかるか明示することになりました。
私は、常日頃から監理業務には危険がつきものですと言ってきて、建築組合と個人設計事務所が労災をはいれるようにしてほしいと言い続けてきました。
ほとんど無視され、建築士は現場に出ないと断言されて、このブログに掲載しているような業務は、工事をしていることを隠すためと言われ、監理業務というものを認めていただけませんでした。
しかし、頑として譲らなかったかいがあり、法改正後の今月から、建築士の監理業務にともなうリスクを理解していただき、個人設計事務所ではかけられなかった労災がかけられるようになりました。
仲間がいないで、一人闘ってきたのですごくうれしいことです。
早速、加入してきました。日頃から、青森の建築業界の悪しき風習を自分が変える!!といってきましたが、第一歩前進です。
しかし、まだ重要事項の説明にある禁止事項を手助けしようとする人々もいて、まじめに業務を行おうとしている設計事務所、施工会社を苦しめようとする人々がいます。
消費者側も、金額が安いからといってそういう違法業者に建物作りを依頼せずに、しっかりと業務を行う業者選びをしていただけたら幸いです。
そして、本日は左官の刷毛引き仕上げです。
足場あってやりにくかったと思いますが、木村の辰社長が、雪をつかみたくないとすすんでやりにくい工事を申し出てくれました。
きれいに仕上がって大満足です。
あとは、タイル工事を待つばかりです。
一発仕上げのOSB仕上げ工事も壁が終わりました。
いよいよ、天井です。
現場は、大工工事が佳境に入っています!!