いよいよ、建て方。

土台敷き

昨日から、建て方を開始です。現場はひばの香りでいっぱいです。
明日はいよいよ、上棟です。その準備で、今日は2階の床梁までかけて、1階の柱を遊ばないように、してもらいました。
本格現場が始まって、私の怒号が飛び始めました・・・
大工さんの棟梁に久々に活を聞いたと言われました。無論怒られているのは棟梁ではありません。
棟梁のオオデラさんとは、N.Y.Style以来の久々のコンビ。
オオデラさんは、私が何をしたら怒るかを知っているので、怒られません。
私のもっとうは、建築士としてのモラルと法律を守ること、お客様のことを優先に考えること。
今回怒られた方々は、現場では初めて接する方ばかり。
他社がこうだった、ああだったというのをいっつも言われますが、ここは私が建築基準法以上のことを求める現場です。他社のやり方を聞く現場ではありません。
納品時に割れている梁は、梁ではないのです。構造金物と造作金物は違うのです。
それを見つけて指摘するのが私の仕事です。他社の監督なら見逃すとか、そこまで言わないといいますが、図面に基づいて納品されるのであれば、それを守るのがルールです。
納品する商品を、最高の状態で納品するのがプロです。
ミスを怒るのではなく、考え方、態度を怒るのです。
ミスは、つきものそれはミスが起きたときに、素早く対処すればいいのです。同じミスを繰り返さないと・・・ミスではなく、根本的なモラルの問題はミス以前です。
鬼、悪魔と呼ばれようが、お施主様に満足していただく状態で引き渡しをするまでは、心を鬼にして設計監理を行います。
でも、今回は、その気持ちを理解してくださる棟梁が現場に常駐しています。
心強いです。
私が現場掛け持つので、安心して任せていられます。一度、同じ価値観で一つのものを作り上げた実績は大きな信頼と自信を生みます。
明日の上棟式は、朝から晩まで常駐します。オオデラさんとの名コンビになるやら、迷コンビになるやら・・・
明日の状況をみて、構造見学会の案内を告知します。