値上げ・・・そんなときこそ!!
この記事を見てください。
原材料価格や燃料価格の高騰分を自助努力では吸収できなくなったので、値上げに踏み切るととう、メーカーサイドの記事です。
わからないわけではない対応で、私個人としては、メーカーを批判する気にはなりません。
私たち自体も、ガソリンの値上げ、紙代の値上げ、光熱費の値上げで売り上げが同じなら、経費が多くかかり大変ですから・・・
しかし、景気がいいのは大都市の一部だけで、地方は不景気・・・そんな中、大都会に本社をおく企業が値上げをおこさないと厳しい状況・・・
これから先、建物が建っていくのやら・・・
でも、ご安心ください。
当事務所は、分離発注という発注方式をメインに設計監理を行ってきております。
分離発注というのは・・・
工務店さん、ハウスビルダーさん、ハウスメーカーさんのような元請け業者さんをなくして、専門業者さんの単位で請け負い契約を結ぶために、元請けさんが経営していくために発生する、展示場の経費、自社ビルの経費、大規模な広告経費、大人数の人件費をカットして、中間マージンを発生させることなく建物を建てるというシステムです。
まとめやくは、当事務所が行うので、上記経費が完全になくなるわけではありませんが、建築原価に10%程度の設計監理料金が上乗せされるだけなので、元請け業者さんが専門業者さんたちのとりまとめを行う場合より、建築原価に上乗せされる経費が低くなります。
保証制度にかんしても、当事務所の場合は、JIOさんが分離発注における、瑕疵保証をうけもってくれますし、建築士賠償責任にも加入しておりますので、デメリットは少なく、契約や振り込み時の手間暇がかかるのがデメリットくらいかもしれません。
通常は、分離発注は同じ建物を建築する場合、一括請負より安くなります。逆に、分離発注より同じ条件で安い場合は、注意が必要です。
資材が値上がりする来春は、分離発注でコストを下げて今年と同じレベルの建物を建ててみてはいかがでしょうか?