細かいこと・・・

現場の職人さん達に、細かいところを文句言って五月蠅いと言われてきた・・・
設計監理の他に、設計だけ、監理だけ、ちょっとした工務店などのお手伝い等もやっております。
worksに掲載されている設計・監理のような物件になると、仕様から施工方法も私が決めるので現場で指示はしやすいです。
ただ、図面の通り現場が進んでいるのか???を監理する場合に、上のようなコメントを現場でよく言われます。

細かいこと・・・例えば耐力壁の釘のピッチ、鉄筋のピッチ、金物の納め等々、職人さんがやりやすい納めと、図面の指示や施工マニュアル、基準法、各種保証協会の仕様書がことなる場合が多々あります。
私としては、第三機関でのチェック係として依頼を受けていくので、その通りにしていないと指摘して是正してもらうようにさせるわけです。
でも、それは場合によってはできたものをやり直しさせることになったりするので、少しのことを見逃してくれって言われるわけです・・・

でも、釘のピッチが5cmずれているとか、金物が指定された金物で納められていないとか、筋カイをぬいている、欠いているとか、タイベックが縦張りとか、気密処理していないとか・・・見逃せないことって多々あるので・・・
何を言われようと、見逃せないところ、ちょっとした工夫で職人さんたちを助けてあげられないときは、心を鬼にして是正命令をいうわけです・・・

間違って覚えていたり、うっかりミスだったり悪気がなくても手抜きや違反になるときは人間ですからあるので、第三者の目で確かめましょうというのに、我々建築士の監理というのが必要なんですね。
現場監督の現場管理と設計士の現場監理は違いますからね・・・

皆さん、建物を建てる際には、監理者がいて、チェックしてもらえるようにしましょうね。我々設計事務所にお気軽に連絡を。